2010年02月15日
彼女のこと
冷たい雨の一日でしたね。
こんな日は何か気分もしんみりしてしまいます…
そして、この時期になると私は思い出す人がいるのです。
彼女と知り合ったのはもう20年近くも前になります。その頃仕事を辞めて場繋ぎで知人の仕事のお手伝いに行った先に彼女もいました。わずか1ヶ月くらいの間一緒にお仕事しただけですが、とても気の合う仲間達が出来上がりました。
彼女は私より2つ年上の根っからのお姉ちゃん気質の人で…一緒にいて凄く助けられたものです。とにかく明るくて、面倒見が良くていつも大声で笑っている人でした。
私の方が先に縁づいてしまいましたので迷わす花嫁のブーケを渡したものです。
そんな彼女からある日送られて来た手紙は病院からでした。ちょっと難しい病気で入院したけど大丈夫だからね…と。で、たまにはメール頂戴との事。私はその頃まだメールなどやった事もなく…しかし彼女と連絡を取りたい一心でメールを覚えたものです。また、愛知医大までお見舞いにも出掛けました。
一時帰宅はするものの菌に敏感な病気だったので外出はままならず私達も会えずにいたので、鬼まつりが終わった頃、仲間とたんきり飴と春物の明るいパジャマと彼女の元に送りました。ただ、それに対して彼女の返事が来る事はありませんでした…
次に来た連絡は彼女の妹さんからで「昨日、姉が亡くなりました」というもの…
駆けつけた私に彼女のお母さんから「パジャマありがとね。着させてもらってるよ」と言われ彼女に会うとキレイな晴れ着の下には確かに私達が送ったパジャマが!!血液の難しい病気だった事、年明けからどんどん容態が悪くなっていた事、聞かされました。
あれから10年が過ぎようとしています。彼女の死後ガックリ力を落としてしまった彼女のお父さんも昨年愛娘の待つあちらに逝かれました。
私はこの時期になると彼女の墓前で彼女の好きだったタバコを一本供えて灰になるまで彼女に近況報告をするのです。
こんな日は何か気分もしんみりしてしまいます…
そして、この時期になると私は思い出す人がいるのです。
彼女と知り合ったのはもう20年近くも前になります。その頃仕事を辞めて場繋ぎで知人の仕事のお手伝いに行った先に彼女もいました。わずか1ヶ月くらいの間一緒にお仕事しただけですが、とても気の合う仲間達が出来上がりました。
彼女は私より2つ年上の根っからのお姉ちゃん気質の人で…一緒にいて凄く助けられたものです。とにかく明るくて、面倒見が良くていつも大声で笑っている人でした。
私の方が先に縁づいてしまいましたので迷わす花嫁のブーケを渡したものです。
そんな彼女からある日送られて来た手紙は病院からでした。ちょっと難しい病気で入院したけど大丈夫だからね…と。で、たまにはメール頂戴との事。私はその頃まだメールなどやった事もなく…しかし彼女と連絡を取りたい一心でメールを覚えたものです。また、愛知医大までお見舞いにも出掛けました。
一時帰宅はするものの菌に敏感な病気だったので外出はままならず私達も会えずにいたので、鬼まつりが終わった頃、仲間とたんきり飴と春物の明るいパジャマと彼女の元に送りました。ただ、それに対して彼女の返事が来る事はありませんでした…
次に来た連絡は彼女の妹さんからで「昨日、姉が亡くなりました」というもの…
駆けつけた私に彼女のお母さんから「パジャマありがとね。着させてもらってるよ」と言われ彼女に会うとキレイな晴れ着の下には確かに私達が送ったパジャマが!!血液の難しい病気だった事、年明けからどんどん容態が悪くなっていた事、聞かされました。
あれから10年が過ぎようとしています。彼女の死後ガックリ力を落としてしまった彼女のお父さんも昨年愛娘の待つあちらに逝かれました。
私はこの時期になると彼女の墓前で彼女の好きだったタバコを一本供えて灰になるまで彼女に近況報告をするのです。
この記事へのコメント
もう10年もの時が過ぎてるのに、最近の出来事??と感じ取られた文章です。
お友達の分も大切に生きましょう(^^)
お友達の分も大切に生きましょう(^^)
Posted by みっこさん
at 2010年02月15日 18:53

>みっこさん さまへ
そうですね、私も書きながら改めて10年という重みを感じました。
大切に生きなくちゃ…ね
そうですね、私も書きながら改めて10年という重みを感じました。
大切に生きなくちゃ…ね
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月15日 19:54
ぺもんさんの近況報告。
きっと楽しみにしてるでしょうね。
きっと楽しみにしてるでしょうね。
Posted by yukichi at 2010年02月15日 20:02
命の大切さを実感しますね。
自分の体を大切にしましょう。
自分の体を大切にしましょう。
Posted by オガサン at 2010年02月15日 20:35
>yukichi さまへ
ありがとうございます。そうだといいなぁ…笑い声が聞こえてきたらいいのに
ありがとうございます。そうだといいなぁ…笑い声が聞こえてきたらいいのに
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月15日 21:57
偶然のイタズラで知り合った仲間一人一人を今まで以上に大切にしたい気持ちになりました!
Posted by えみっと王子 at 2010年02月15日 21:57
>オガサン さまへ
本当にそう思います。
彼女の分も生きるなどとおこがましい事は言えませんが…
一日一日をしっかり生きて行く事を確認しに行くような気もします。
本当にそう思います。
彼女の分も生きるなどとおこがましい事は言えませんが…
一日一日をしっかり生きて行く事を確認しに行くような気もします。
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月15日 21:59
>えみっと王子 さまへ
そうなんですよ〜
いつかは別れてゆきますがまだ私達はこんな別れは早すぎるし辛すぎました。
みんなでバカなことやって笑えることは凄く幸せなことですよね
そうなんですよ〜
いつかは別れてゆきますがまだ私達はこんな別れは早すぎるし辛すぎました。
みんなでバカなことやって笑えることは凄く幸せなことですよね
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月15日 22:04
□べもんぺんぎんサマ□
生きているときも、今でも…
その方からいろんな事教わっているんですねぇ
ステキなお友達が いらっしゃる んですねぇ
生きているときも、今でも…
その方からいろんな事教わっているんですねぇ
ステキなお友達が いらっしゃる んですねぇ
Posted by よーちゃん at 2010年02月16日 00:06
>よーちゃん さまへ
彼女はずっと私のお姉ちゃんのままですね
彼女といた時期に私は一つの人生の転機で迷い悩んでいた…その時多分一番支えてくれた仲間だったのに、私は彼女の役に立てたのか今も解らないまま
彼女はずっと私のお姉ちゃんのままですね
彼女といた時期に私は一つの人生の転機で迷い悩んでいた…その時多分一番支えてくれた仲間だったのに、私は彼女の役に立てたのか今も解らないまま
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月16日 07:21
奇しくも一昨日友だちの奥さんが亡くなりました。
神様もヒドイです。何もバレンタインの日に・・・
たった49歳なのに・・・ガンが見つかってわずか1年です。
今夜お通夜で明日告別式です。
うちに買い物に来てくれた時の笑顔を思い出します。
冥福を祈るしかありません。
神様もヒドイです。何もバレンタインの日に・・・
たった49歳なのに・・・ガンが見つかってわずか1年です。
今夜お通夜で明日告別式です。
うちに買い物に来てくれた時の笑顔を思い出します。
冥福を祈るしかありません。
Posted by かばん屋周ちゃん
at 2010年02月16日 11:48

追伸
そんなブルーな気持ちの時に恐縮ですが
ミリズさんとみっこさんとこうちゃんと
「海ぼうず」で飲みましょうという話を
僕が提案してるのですがいかがでしょう?
20日(土)or27日(土)の予定ですが・・・
そんなブルーな気持ちの時に恐縮ですが
ミリズさんとみっこさんとこうちゃんと
「海ぼうず」で飲みましょうという話を
僕が提案してるのですがいかがでしょう?
20日(土)or27日(土)の予定ですが・・・
Posted by かばん屋周ちゃん
at 2010年02月16日 14:30

毎年べもんさんが近況報告してくれるのを
楽しみにしているでしょうね。
べもんさん、かっこ良すぎで泣ける。゚(PД`q。)゚。
楽しみにしているでしょうね。
べもんさん、かっこ良すぎで泣ける。゚(PД`q。)゚。
Posted by ミリズ
at 2010年02月16日 18:21

読んでいて涙が止まりませんでした。
私にも、病気で亡くなったかけがえのない友がおります。
まだ30前の若さ、志半ばでの無念の死でした。
二人でさんざんバカやったり、飲んだり、
夢を語り合ったりしました。
年上のきれいな奥さんがいて、
まだ独身だった自分は、二人の姿を見て
結婚生活というものを意識するようになったものです。
彼が亡くなった8月になるといつも、
若くて世間知らずで、怖いものなしで、
自分たちはなんにでもなれると思っていたあの頃のことを
思い出します。
どこかで見守っていてくれるだろうか?
オレは、あいつに笑われないような生き方をしてるだろうか?
長々とすいませんでした。
私にも、病気で亡くなったかけがえのない友がおります。
まだ30前の若さ、志半ばでの無念の死でした。
二人でさんざんバカやったり、飲んだり、
夢を語り合ったりしました。
年上のきれいな奥さんがいて、
まだ独身だった自分は、二人の姿を見て
結婚生活というものを意識するようになったものです。
彼が亡くなった8月になるといつも、
若くて世間知らずで、怖いものなしで、
自分たちはなんにでもなれると思っていたあの頃のことを
思い出します。
どこかで見守っていてくれるだろうか?
オレは、あいつに笑われないような生き方をしてるだろうか?
長々とすいませんでした。
Posted by われユキノスケ
at 2010年02月17日 11:48

>ミリズ さまへ
全然〜
今頃きっと「いい加減に落ち着け…」と思ってるんじゃないかなf(^^;
全然〜
今頃きっと「いい加減に落ち着け…」と思ってるんじゃないかなf(^^;
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月17日 13:02
>われユキノスケ さまへ
一緒に生きて行けると思ってましたよね…もっと
実は私はもうひとり亡くしてしまった友がいまして…またいつか書こうと思いますが、何かがそこで止まってしまう辛さ…ふとしたときに感じる「いない」淋しさは残るんですね
一緒に生きて行けると思ってましたよね…もっと
実は私はもうひとり亡くしてしまった友がいまして…またいつか書こうと思いますが、何かがそこで止まってしまう辛さ…ふとしたときに感じる「いない」淋しさは残るんですね
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月17日 14:09
今更ながらこの記事を初めて読みました。
今を大切に生きようと思います。
本当にありがとうございましたm( _ _)m
今を大切に生きようと思います。
本当にありがとうございましたm( _ _)m
Posted by (有)酒井美装
at 2010年02月17日 22:16

>(有)酒井美装 さまへ
こちらこそありがとうございます(^-^)
お互いに周りにいる人達、大切にしてまいりましょうね
こちらこそありがとうございます(^-^)
お互いに周りにいる人達、大切にしてまいりましょうね
Posted by べもんぺんぎん at 2010年02月19日 07:42